解析条件設定

取得されたクロマトグラムに対して、正しく波形処理が行われるための諸条件を設定します。

パラメータの機能に関しては、波形処理の原理−ピーク検出のパラメータ を参照してください。

解析条件設定パネル

■基本パラメータ

設定するパラメータは、「ピーク検出条件デフォルト値」グループ内の、以下のパラメータ

・最小検出面積

・最小検出高さ

・スロープ

・最小検出幅

および、 【波形解析条件】ボタンを押して表示される波形解析条件設定画面で設定されるパラメータです。

○波形解析条件設定画面

波形解析条件設定画面では、以下のパラメータを設定します。

・ドリフトファクタ

・DWT（ダブルウィズタイム）

・面積計算法

・ブランク補正有効 チェックマークが入ると、ブランクデータが読み込まれたときに、ブランクデータ補正を実行します。

・オートゼロ 一括解析実行時に、ゼロ点補正を実行するか否かの設定をします。

○無効： ゼロ点補正は実行しません。

○インジェクト： インジェクト実行時の信号値が0になるようにゼロ点補正を実行します。

○Auto： 分析時間範囲の信号値の最小値が0になるようにゼロ点補正を実行します。

波形解析を実行した時に、ドリフトファクタ、DWT、計算方法が、解析結果に反映されます。

■解析シーケンスの設定

経過時間に応じて、波形解析条件を変更したい場合に便利な機能です。

【解析シーケンス】ボタンを押すと、解析シーケンス編集画面に切り替わります。

■マニュアル波形解析

波形解析条件に影響されず、強制的にピークを検出したり、ベースラインのスタート・エンド位置を変更したい場合に便利な機能です。

【マニュアル波形処理】ボタンをすと、マニュアル波形解析画面に切り替わります。