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ピーク幅の計算方法 |
理論段数や分離度の計算で用いるピークの幅の計算方法は、日本薬局方(JP)と米国薬局方(USP)と異なります。

○半値幅法(JP)
ピーク高さが半分となる位置のピーク幅(Wh)を使用します。
○接線法(USP)
ピーク左右の変曲点の接線とベースラインが交わる地点の幅(W)を使用します。
ピークの形状をガウス関数として、ベースラインからピーク高さの13.4%となる位置のピーク幅を近似値として使用します。(4σ法)
○面積高さ法
面積A、高さHとしたときに、下記の式でピーク幅(Wah)を近似します。
![]()
計算方法は、解析画面−波形解析条件設定画面
で設定する事ができます。
理論段数、分離度の計算結果は、ピーク幅がファクタの一つとして計算されます。
※半値幅法および接線法は完全に分離したピークに対して適用されます。
したがって、面積計算法に、半値幅法または接線法を設定した場合は、完全分離ピークの場合のみ、理論段数、分離度の計算を行います。
対称性の計算は、完全分離ピークの場合のみ計算可能となります。
■理論段数
カラムの性能、効率を表します。
・半値幅法(JP) 理論段数=5.54
2
・接線法(USP) 理論段数=16
2
・面積高さ法 理論段数=16
2
※半値幅法、接線法の場合は、完全分離ピークである事。
■分離度
2つの成分の分離の程度を表します。

・半値幅法(JP) 分離度=1.18![]()
・接線法(USP) 分離度=2![]()
・面積高さ法 分離度=2![]()
※半値幅法、接線法の場合は、完全分離ピークである事。
■テーリング係数
ピークの対称性を表します。

a:ピーク5%の高さ位置におけるピーク前半の幅
w:ピーク5%の高さ位置におけるピークの幅
テーリング係数= ![]()
※完全分離ピークである事。